おうち時間が増え、快適なお部屋づくりをしたい!と思っている方も多いのではないでしょうか?

特に、リビングで使うソファは1日の中で長く過ごす場所だからこそ、ソファ選びは重要になってきます。

今回は、失敗しないソファ選びの4つのポイントについてお話します。

ぜひこの記事を参考に、自分好みのソファを見つけてみてくださいね!


|サイズ・種類で選ぶ

ソファには、様々なサイズや形があります。自分好みのソファを見つけるために、それぞれの特徴を見ていきましょう。



■サイズ

ソファには様々なサイズがあります。

せっかく買ったソファがお部屋に入らなかった!なんてことになったら悲しいですよね。

そんな失敗をしないよう、ソファを購入する前には、お部屋に置けるサイズを確認しておくことが重要です。

ソファは、1人掛け、2人掛け、3人掛け、カウチソファの順で横幅が大きくなっていきます。おおよそのサイズ目安は以下の通りです。

1人掛けサイズ

幅90cm~100cm前後

2人掛けサイズ

幅120cm~160cm前後

3人掛けサイズ

幅160cm~200cm前後

カウチサイズ
幅180~260cm前後

また、ソファの周りには人が通り歩きできる程度のスペースを確保しなくてはなりません。

人が真っすぐ前を向いて歩くためには、50cm~60cm程のスペースが必要と言われています。ソファサイズを大きくしすぎて人の通り道が確保できない!ということがないように、事前にお部屋の有効寸法を確認するようにしましょう。

■種類

ストレートタイプ


サイズだけでなく、ソファの形も重要なポイントです。ストレートタイプは1人掛け~3人掛けとサイズバリエーションが豊富なため、使う人にピッタリなサイズを見つけやすいソファと言えます。ソファに座ったまま足を伸ばしたいという方には、オットマンを足置きとして使用するのがおすすめです。また、オットマンがあると、来客時にお客様をソファにご案内し、自分はオットマンに座ることができるので、お客様と適切な距離を確保することができます。

カウチタイプ


足が伸ばせるようにL字形になっているカウチソファは、ゆっくりくつろぎたい!という方におすすめです。ストレートソファに比べて、座面が広く作られていることが多いので、ゆったり座ったり、寝転んだりすることができます。カウチソファは、ある程度大きいサイズのものが多いので、お部屋に置けるかどうか、サイズを事前に確認するようにしましょう。

ロータイプ


通常のソファは、座面が床から40cm程度の高さに設定されていることが多いのですが、ロータイプのソファは座面が40cm以下に設定されているため、床に座る感覚で使える点が魅力です。日本人は床に座る文化が長く続いてきたため、床に近い位置で座るローソファは日本人に受け入れられやすいソファだといえます。これまで床座の生活だった人は、ロータイプのソファから使ってみると抵抗なく使用できるかもしれませんね。

|張地の種類で選ぶ

ソファは、張地によっても印象や使い勝手が大きく変わります。次は、ソファの張地について見ていきましょう。


■布(ファブリック)

布地のソファは、色や織り方のバリエーションが豊富にあり、選ぶ張地でソファの印象が大きく変わるのが特徴です。レザーに比べると、布地のソファは優しく温かい雰囲気があるのも大きな特徴といえます。布は汚れてしまうイメージもありますが、張地が外せるカバーリングタイプのソファであれば、ドライクリーニングで張地を洗濯することができます。張り込みといって、張地が取り外せないタイプのソファでも、防水コーティングなどを施すことで、長くきれいに使うことができます。



■レザー(本革)

本革は、長く使えば使うほど風合いが変化するため、経年変化を楽しむことができるという魅力があります。座れば座るほど、柔らかく肌なじみが良くなるため、どんどん愛着が湧いてくるのも本革ソファの魅力だといえるでしょう。乾燥に弱いため、定期的にクリーナーで汚れを落とし、保護クリームで保湿する必要があります。また、水分や紫外線にも弱いため、少々使い方に気を遣う場面もあるかもしれません。布や人工皮革と比べて耐久性があるため、きちんとメンテナンスをすれば長く使うことができますよ。



■レザー(人工)

かっこよく、高級感のあるソファがお好みの方には、レザーがおすすめです。人工皮革は、ビニールやポリウレタンで作られた張地で、本革のような雰囲気を楽しめる点が魅力です。本革と比べると比較的安価で、お手入れも乾拭き程度で十分なため、レザーの雰囲気を気軽に楽しみたい人におすすめの素材です。通気性や吸湿性は本革に劣るため、夏場は蒸れやすいという特徴もあります。

|内部構造で選ぶ

ソファは、内部の構造によって座り心地も変わります。どのような座り心地になるのか、それぞれの特徴について見ていきましょう。


[フェザー(羽毛)]

クッション部にフェザー(羽毛)を使ったソファは、優しく体が包み込まれるような柔らかい座り心地が特徴です。フェザーとフェザーの間に空気が含まれるため、ふかふかとした座り心地を楽しむことができるのです。

座った後にクッションがへたってしまったように見えても、クッションを手で叩いてあげることでクッションの中に空気が送り込まれ、ふかふかの状態に戻すことができますよ。

購入後にフェザーの匂いが気になるという方もいますが、風通しの良いところに陰干ししてあげることで軽減することができます。

[ウレタン]

クッション材の素材として最もポピュラーなのがウレタンです。ウレタンは、密度を変えることで様々な硬さが表現できるため、多くのソファに使用されています。

柔らかいウレタンを使用したソファは、体にフィットするようなしっとりとした座り心地を楽しむことができ、硬いウレタンは体をしっかりと支えてくれる座り心地を実現してくれるので、長時間座る人におすすめです。

柔らかいウレタンほどへたりやすくなってしまうため、硬いウレタンを心材に使用したり、ウレタンの下にバネやコイルといった衝撃吸収材を組み合わせたりといった工夫が施されます。

[Sバネ]

フェザーやウレタンの下に使用される衝撃吸収材の一つにSバネというものがあります。

針金を波状に曲げたものをソファの内部に敷き詰めることで、座面全体で体重を支えることができ、体が沈み込みすぎるのを防いでくれます。

しっかりとした座り心地になるのが特徴で、ウレタンがへたるのを軽減してくれる効果もあります。

硬めの座り心地になりますが、座面に敷き詰めるウレタンの硬さによって、柔らかさや硬さを表現することができます。

[コイルスプリング]

針金をバネ状にしたコイルスプリングを座面の内部に使用しているソファもあります。

コイルスプリングはベッドのマットレスにも使われる構造で、弾力性のあるバネがしっかりと体重を支えてくれます。

クッション性を保ちながらも沈み込みすぎず、ちょうど良い硬さのソファになるのが特徴です。

Sバネ同様、コイルスプリングの上に敷くウレタンの硬さで座った瞬間の柔らかさが変わります。

|シーンや使い方で選ぶ

様々なソファの特徴を見てきましたが、使う人の生活スタイルによってもソファの選び方は変わってきます。次は、シーンに合わせたおすすめのソファをご紹介します。


一人暮らしの人には

ソファは自分専用のくつろぎスペースです。

ぜひお部屋のインテリアに合わせたお好みのデザインを選んでみてください。その際、どのくらいの大きさのソファを置けるのか、お部屋のスペースを十分に確認するようにしましょう。

1人暮らし向けのお部屋に大きすぎるソファを置いてしまうと、圧迫感が出てしまい、お部屋が狭く見えてしまう可能性があります。

1人掛け~2人掛けくらいのサイズを目安に探してみてください。

また、ロータイプソファや背もたれが低いタイプのソファであれば、圧迫感がなく、お部屋を広く見せてくれる効果があるためおすすめです。

ファミリーには

家族みんなで使うソファには、ゆったり座れるような3人掛けソファやカウチソファはいかがでしょうか。

来客が多いという人は、オットマンを1つ用意しておくと、お客様と適切な距離を保って座ることができるのでおすすめです。

お子さんがいらっしゃるご家庭では、お子さんが飲み物をこぼしたり、落書きをしたりという可能性も考えられますので、洗える張地や汚れの付きにくい張地、または拭き掃除ができるレザーソファを選ぶと良いでしょう。

寝そべることが多い人には

ソファで寝そべって映画を観たい!本を読んでゆっくりしたい!という方には、座面の広いカウチソファがおすすめです。

座面は柔らかいほうが気持ち良さそうなイメージがありますが、柔らかいソファに長時間寝ていると姿勢が崩れてしまい、腰などに負担がかかってしまいます。

体をきちんと支えるためにも、ある程度硬さのあるソファを選ぶことをおすすめします。

また、ソファに寝そべった時に頭が当たる部分も重要です。

背もたれやひじが高すぎると首が疲れる原因になりますので、ソファのデザインも良く見ながらソファ選びをしてみてください。

座っていることが多い人には

ソファは座って使うという人は、座面の高さに着目してソファを選んでみてください。

座面が低すぎると、座りにくさを感じたり、立ち上がる時に体に負担がかかったりしてしまいます。

ある程度座面の高さがあるソファを選ぶことで、座りながらの作業がしやすくなり、立ち座り時の体の負担を軽減することができます。

また、座面の奥行きも重要なポイントです。座面の奥行きが広すぎると、背もたれに寄り掛かりにくくなってしまい、腰に負担がかかってしまいます。

家族間で身長差がある場合には、背の大きい人に合わせた座面サイズを選び、小柄な方は、背もたれと腰の間にクッションを挟むことで奥行きを調整すると良いでしょう。

|まとめ

いかがでしたでしょうか?ソファを選ぶ際のポイントを、様々な角度から紹介してきました。ソファの使い方は人それぞれだと思います。自分だったらどんな風にソファを使うかな?と想像しながら、自分に合った自分好みのソファを見つけてみてくださいね!

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